トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2019,6,15 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、函館競馬場)

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いよいよ北海道シリーズの函館開催が始まる。去年までは降級の時期で少頭数のレースが多かったことから、ガチガチのかたい配当ばかりだった。しかし、今年は降級制度が廃止されたことで配当がどのように変化するのか注目したい。

東京競馬場は月曜日に74.5mmの大量の雨が降ったが、金曜昼には芝ダートとも良馬場になっている。ただ、土曜日の天気予報によるとまた大量の雨が降るらしい。芝ダートとも不良馬場になる可能性がある。

阪神競馬場は週間に雨が降らず、金曜昼には芝ダートとも良馬場でカラカラに乾いている。ただ、こちらは金曜日の午後から雨が降るらしい。馬場状態は先週と同程度かそれよりも悪化する可能性がある。

函館競馬場は開幕週。芝コースはJRAのホームページの画像を見る限りでは良好そう。ここ数年はかなり時計が速い状態が続いているため、今年も雨が降らなければそうなりそう。ダートコースは砂の洗浄をしている。多少パワーが必要になるかもしれない。

では、2019年6月15日、土曜日のトラックバイアスを予想する。

          【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前14.9% 4コーナー16.2%(測定時刻8:30)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

ダート

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前7.0% 4コーナー6.9%(測定時刻8:30)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

【備考】
  • 開催前作業 芝コースにエアレーション作業
  • 週間雨量 月~水曜までに83mm
  • 土曜日の天気 大荒れで雨も風も強いらしい、気温は平年並み
  • 芝コースの週間作業 C→Dコース替わり、火曜日に芝刈り
  • ダートコースの週間作業 水~金曜日に砂厚の調整

 

【解説】

・芝

月曜日に74.5mmなど週間に大量の雨が降ったが、金曜昼には良馬場。C→Dコース替わりのため、3~4コーナー内ラチ沿いの荒れがカバーされ良好な状態。

ただ、土曜日の天気が相当悪いらしい。気象情報会社によると、台風並みに雨も風も強いとの話もある。

馬場状態は良くて標準くらい。悪いとキタサンブラックが優勝した天皇賞・秋くらいの極悪馬場も考慮しておきたい。とにかく天気予報に注意。

枠は、コース替わりで内の状態が良いため、多少の雨であれば内枠有利と想定している。ただ、大量の雨が降ると枠うんぬんよりも馬場適性の方が重要になる。

直線の伸びは、上記と同じ理由で内伸びと想定している。ただ、こちらも大量の雨が降ると馬場適性が重要になる。

前後は、多少の雨であれば展開次第~差し有利と想定。ただ、こちらも大量の雨が降ると馬場適性が重要になる。

とにかく土曜日は雨量次第。

 

・ダート

週間に大量の雨が降ったが、金曜昼には良馬場に回復。

ダートも土曜日は雨量次第。

多少の雨であれば、先週と同じように高速馬場になるかもしれない。ただ、大量の雨が降り馬場が田んぼのような状態になると、走りにくくなり時計が掛かるようになることがある。雨が降り続くと一日の中でも馬場状態に変化があるかもしれないので、雨量に注意。

枠、直線の伸び、前後は慎重にバイアスを確認したい。ダートコースの特徴として、大量の雨が降ると砂の下の路盤が崩れバイアスがガラッと変わることがある。

 

 

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阪神競馬場

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前6.8% 4コーナー5.2%(測定時刻10:00)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

ダート

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前3.6% 4コーナー5.7%(測定時刻10:00)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

【備考】
  • 開催前作業 芝コースにエアレーション作業
  • 週間雨量 なし
  • 土曜日の天気 雨予報で風も強め、気温は平年並み
  • 芝コースの週間作業 月曜日に芝刈り、火~木曜日に散水
  • ダートコースの週間作業 火~金曜日に砂厚の調整

 

【解説】

・芝

週間雨が降らず、金曜日の含水率は5~6%台と過去最低値。カラカラに乾燥している。

ただ、天気予報では金曜午後から雨が降るらしい。東京競馬場ほどではなさそうだが、土曜日は一日中降る予報もある。

馬場は時計が掛かるだろう。先週の日曜日は少し乾いて時計は標準並みだったが、それより悪化するのは間違いない。

枠は、A→Bコース替わりで内有利になりやすいと想定。内ラチ沿いの大きな荒れも確認できないため、外枠の馬は厳しいレースを強いられるかもしれない。

直線の伸びは、内の馬場状態が良いため内が伸びそう。ただ、阪神芝は荒れやすいため、雨次第ではバイアスが変わるかもしれない。

前後は、ある程度前に行ったほうがよさそう。阪神芝の特徴として、馬場状態が悪くなると差しが決まりにくくなる。しかも馬場状態が良いので、余計に前が残りやすいかもしれない。

ただし、雨量次第ではバイアスがガラッと変わる可能性がある。天気予報には注意したい。

 

・ダート

週間雨が降らず、金曜日の含水率は3~5%台とパサパサに乾燥している。

ただ、金曜日の午後から雨が降るらしいので重馬場は確実だろう。

馬場状態は雨量次第で変わる。湿る程度の雨であれば時計は標準位になりそう。しっかり降ると、先週土曜日と同程度かそれよりも時計が速くなる。高速馬場まで想定したい。

枠は外有利と想定。先週までの阪神ダートを見ると、どうやら今開催は馬場が湿ると外有利になりやすそう。雨量に関わらず外有利になりやすいと思われる。

前後は、ある程度前に行ける馬からがよさそう。先週土曜日も外枠から先行した馬が中心だったため、今週も同じようになりそう。

ただ、雨量には注意したい。もし大量の雨が降ると、バイアスがガラッと変わることもある。

 

 

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函館競馬場

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前14.4% 4コーナー14.6%(測定時刻9:20)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

ダート

金曜昼の馬場状態:良 含水率:ゴール前2.4% 4コーナー2.4%(測定時刻9:20)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

【備考】
  • 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは洗浄
  • 週間雨量 なし
  • 土曜日の天気 曇りのち雨、気温は平年並みか高め、風が強め
  • 芝コースの週間作業 月曜日に芝刈り、先週金曜~今週木曜日に散水
  • ダートコースの週間作業 先週金曜~今週金曜日に砂厚の調整

 

【解説】

・芝

いくつか気象情報会社の予報を見てみたが、どうやら雨はレース後になりそう。そのため、上の予想は雨が降らない前提。

開幕週。見た目は良好。エアレーションとシャタリング作業をしているため、相当柔らかいはず。

馬場の予想は、軽い~標準と幅を持たせている。去年までは高速馬場で、特に2017年は全10場の中でも時計が一番速いかもしれないというほどの超高速馬場だった。ただ、調教の映像を見た感じでは馬場がかなり柔らかそう。もしかしたら時計が掛かるかもしれないので、時計がどうなるかは注意したい。

枠は内有利と想定。函館芝の例年のこの時期は内有利になりやすい。

直線の伸びも、上と同じ理由で内伸びと想定。

前後は展開次第と想定。さすがに最後方一気は厳しいだろうが、例年通りであれば前も残るが、差しも決まる。

 

・ダート

こちらも雨が降らない前提。

1週間以上雨が降らず、含水率はどちらも2.4%とパサパサに乾いている。

開催前に砂を洗浄したことから、少しタフで時計が掛かるかもしれない。

函館ダートは全10場の中で直線が一番短い。そのため、基本的には先行有利になることが多い。

 

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