トラックバイアス&血統研究

トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究

2019,10,14 月曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場)

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まず、台風19号の影響で様々な被害が出ているため、お見舞い申し上げる。

土、日曜日は台風19号の影響もあり、東京競馬が中止となった。月曜日は通常通りとなるが、2場とも降水確率が高くなっているためバイアスの変化に注意したい。

東京競馬場は金~土曜日に302mmもの大量の雨が降ったが、日曜夜時点の馬場状態は芝は良、ダートは重。月曜日は降水確率が高いため、雨によるバイアスの変化に注意したい。

京都競馬場は金~土曜日に80.5mmの雨が降り、日曜夜時点の馬場状態は芝はやや重、ダートは重。京都も降水確率が高いため、土曜日と違うバイアスが出る可能性がある。

では、2019年10月14日、月曜日のトラックバイアスを予想する。

 

 

【目次】

 

 

 

 

 

東京競馬場

日曜夜の馬場状態:良 含水率:ゴール前16.2% 4コーナー17.3%(測定時刻日曜17:00)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

ダート

日曜夜の馬場状態:良 含水率:ゴール前11.6% 4コーナー12.4%(測定時刻日曜17:00)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

【備考】
  • 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
  • 週間雨量 月~木曜日(7~10日)に7.5mm、金~土曜日に302mm
  • 月曜日の天気 曇りのち雨、気温は平年並みか低め
  • 芝コースの週間作業 火曜日に芝刈り、火~水曜日に散水
  • ダートコースの週間作業 火~木・日曜日に砂厚の調整

 

【解説】

・芝

台風19号の影響で金~土曜日に302mmもの大量の雨が降った。しかし東京芝は水はけがよく日曜日に晴れたため、日曜夜時点の馬場状態は良。ただ、路盤には水分が含まれて柔らかくなっているはず。

月曜日の天気は曇りのち雨。気象会社にもよるが降水確率が40~60%位となっている。雨が降っても降らなくてもいいようにしたい。

馬場自体は土日にレースが行われなかったため良好な状態。もし月曜日が晴れた場合は、時計は-2.0秒位になるかもしれない。雨が降っても雨量は少ないらしいので、やや重くらいであれば-1.0~-1.5秒位になるだろう。

枠は内~フラット~外枠有利と想定。もし雨が降った場合は、馬場が柔らかくなるので1週目と同じく外枠有利になるだろう。雨が降らなかった場合は、東京芝は馬場が内から乾き内から伸びるため、内枠の方がレースがしやすいだろう。

直線の伸びはやや内~フラット~やや外と想定。もし雨が降った場合は、馬場が柔らかくなり差しが決まりやすくなるため外が伸びるだろう。雨が降らなかった場合は、東京芝は内から乾き内から伸びる傾向となっている。

前後は展開次第~差し有利と想定。もし雨が降った場合は、馬場が柔らかくなり蹄が引っかかりやすくなるため、差し有利になるだろう。雨が降らなかった場合はメンバーとペース次第となるだろう。

 

・ダート

月曜日の天気は上記の通り。

台風19号の影響で金~土曜日に302mmもの大量の雨が降ったため、日曜夜時点の馬場状態は重。だいぶ砂が流れたらしく、珍しく日曜日に砂厚の調整をしている。

時計の出方の予想は難しい。雨が降り馬場状態が重であれば時計は-1.0秒以上になるかもしれない。雨が降らずやや重になった場合は、1週目の日曜日と同じく+0.5秒位になるかもしれない。

枠はフラット~外枠有利と想定。もし雨が降った場合は、1週目と同じような馬場になるのでバイアスは出ないだろう。雨が降らなかった場合は、今開催の東京ダートの乾きかけは差しが決まりやすくなるため、外枠でスムーズに走った方が良い。

直線の伸びはフラットと想定。今開催はバイアスが出ない傾向となっている。

前後は展開次第~差し有利と想定。もし雨が降った場合は、1週目と同じような状態になるため、メンバーとペース次第となるだろう。雨が降らなかった場合は、今開催の東京ダートの乾きかけは差しが決まりやすくなる傾向のため、差し有利と想定している。

 

 

 

 

京都競馬場

日曜夜の馬場状態:やや重 含水率:ゴール前12.8% 4コーナー11.2%(測定時刻日曜5:30)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い、極悪
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い、極悪
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

ダート

日曜夜の馬場状態:重 含水率:ゴール前10.6% 4コーナー12.3%(測定時刻日曜5:30)

  • 馬場    軽い、やや軽い、標準、やや重い、重い
  • 上がり   速い、やや速い、標準、やや遅い、遅い
  • 枠     超内、内、フラット、外、超外
  • 直線の伸び 内、やや内、フラット、やや外、外
  • 前後    超前、前、展開次第、差し、超差し

 

【備考】
  • 開催前作業 芝コースにエアレーションとシャタリング作業、ダートコースは砂の洗浄
  • 週間雨量 火~木曜日に4mm、金~土曜日に80.5mm
  • 月曜日の天気 曇り一時雨、気温は平年並み
  • 芝コースの週間作業 日~月曜日(6~7日)に芝刈り、月~木曜日(7~10日)に散水
  • ダートコースの週間作業 月・水~金・日曜日に砂厚の調整

 

【解説】

・芝

台風19号の影響で金~土曜日に80.5mmの雨が降ったが、日曜日の馬場状態は重→やや重。土曜日は馬場がグチャグチャになっていたが、京都芝は水はけが抜群なのである程度良好な状態に戻っていた。

月曜日の天気は曇り一時雨。降水確率は40~60%前後となっているため、雨が降っても降らなくてもいいようにしたい。

日曜日の時計は±0秒位。月曜日はもし雨が降った場合は±0秒くらいか、もうすこし掛かるだろう。もし雨が降らなかった場合は、-0.5~-1.0秒位になるだろう。

枠は内~フラット~外枠有利と想定。もし雨が降った場合は、馬場が緩めなので比較的状態が良い外を走れる外枠有利となるだろう。雨が降らなかった場合は、内から馬場が乾くため内を立ち回った方が良いだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。もし雨が降った場合は、馬場が柔らかくなるのでフラットか、内の状態次第では外が伸びるかもしれない。雨が降らなかった場合は、内から馬場が乾くため内が伸びるだろう。

前後は展開次第~差し有利と想定。もし雨が降った場合は、馬場が柔らかくなり蹄が引っかかりやすくなるため、差し有利になるだろう。雨が降らなかった場合は、日曜日と同じくメンバーとペース次第になるだろう。

 

・ダート

月曜日の天気は上記の通り。

台風19号の影響で金~土曜日に80.5mmの雨が降り、日曜日の馬場状態は重。月曜日の天気次第ではやや重に回復するかもしれない。

日曜日の時計は-2.0→-0.5秒位。月曜日に雨が降った場合は、-1.0秒かもう少し速くなるかもしれない。雨が降らなかった場合は、乾燥が進むので±0秒位になりそう。

枠は内~フラットと想定。もし雨が降った場合は、京都ダートは湿ると内枠有利になりやすいため、内枠有利と想定。雨が降らなかった場合はバイアスは出ないだろう。

直線の伸びはやや内~フラットと想定。今開催は湿ると内1頭分に経済コースが出来るようだ。今開催のほとんどのレースで逃げ馬が馬券に絡み、しかも直線でもうひと伸びしている。馬場が乾くと傾向は薄れるため、雨が降った場合の逃げ馬に注意したい。

前後は前~展開次第と想定。今開催もそうだが、京都ダートは湿ると前有利になりやすい。雨が降ったら前有利、雨が降らなければ展開次第となるだろう。